花しぶきリゾートとSDGsと

Hanashibuki Resort & Company
SUSTAINABLE DEVELOPMENT

花しぶきリゾートは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

地球の約70%を占める海。
私たち「花しぶきリゾート」は、この海からいただいた沢山の恵みを活用して商いを続けてきました。
しかし現在、プラスチックゴミによる海の汚染や地球温暖化による生態系への悪影響など、
豊かな環境を脅かす深刻な問題が次々と発生してきています。
母なる海とどこよりも身近に接してきた私たちだからこそ出来る「なにか」がきっとあるはず。
海の豊かさを守り、後世へと繋いでいくために、
花しぶきリゾートでは様々なプロジェクトに着手し、グループを挙げてこの課題に取り組んでいきます。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable DevelopmentGoals」(持続可能な開発目標) の略称で、2015年9月に国連で
開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際社会共通の目標です。
貧困、飢餓、福祉、ジェンダー、 エネルギー、経済、気候変動など、世界を変えるための17の目標(ゴール)と
169の達成基準(ターゲット)から構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは全ての国が取り組むべきユニバーサル(普遍的)なもので、日本としても積極的に取り組んでいます。

未来への一歩。花しぶきリゾートの取り組み

海洋資源保護・環境改善

美しい海の景色と美味しい海産物は、館山の地で旅館・飲食業を営む私たち花しぶきリゾートにとっても大切な宝物。この恵まれた素晴らしい自然環境を後世へと受け継いでいくために、様々なアクションを積極的に実施していきます。

  • 花しぶきリゾートが自社で保有する「定置網」による漁は、魚の通り道に網を仕掛けて水揚げする、魚を獲りすぎない伝統漁法。海との共存を第一に考えた持続可能な漁業をこれからも守り、伝えていきます。

  • 定置網漁で獲れた、市場に流通しない【未利用魚】を積極的に活用しています。美味しいのにサイズや認知度の低さで注目されて来なかった魚を食材として無駄なく使うことで貴重な海洋資源を守ります。

  • 社員・スタッフによる館山市内の海岸清掃ボランティア活動を定期的に実施しています。

森林保護・食材の再活用

きれいな海を守るためには、健康な森づくりこそが大切です。地道な活動ではありますが、日々継続的に実施していきます。

  • 植樹活動や、田畑の環境整備への支援など館山の美しい森を守るためのサポートを続けています。

  • 地産地消の食材を積極的に活用し、安全安心な食材を独自のルートで調達、フードマイレージの削減に取り組んでいます。

  • 料理で使った食用油のリサイクル、畜産分野で役に立つ、燃料への転用・再活用を行なっています。

エコな素材を原料とするアメニティ・もったいない活動

食材の大量廃棄や、地球規模で大きな問題となっているプラスティックゴミの削減に本気で取り組んでいます。私たち自身での毎日の取り組みはもちろんのこと、ご利用いただくお客様からのご理解・協力もいただきながら、グループ全体で推進しています。

  • 海から水揚げした魚は全てありがたく使い切る!をモットーに、フードロス活動を徹底しています。(オーダーブッフェ導入等によるフードロス削減を実施中)

  • 過剰なアメニティ展開をお客様のご理解をいただきながら整理削減。マイクロビーズフリーなプラ商品への切替も行なっています。

  • 客室に「エコフレンドリーオーダーフォーム」を設置し、必要のないリネンクリーニングや備品交換を減らすことで環境への負担軽減ための努力をしています。

使用電力の脱炭素化と省エネルギーの徹底

気候変動対策として、花しぶきリゾートではグループを挙げてのクリーンエネルギー化、資源の節約に努めています。

  • 電気自動車をご利用のお客様にも安心してご来館いただけるよう、電気自動車の充電スタンドを設置しております。

  • POPの設置などによる節水の啓蒙を徹底。貴重な水資源・温泉資源の保全に取り組んでいます。